文字パレットTEXT123概要
またしても、キテレツなインジケーターを開発いたしました。
物凄くシンプルだけどプロフェッショナルなら絶対ほしくなるだろうと思います。
MT4は、最高のチャートソフトでほとんど何でもできてしまいます。
チャート上にラインを引いたり目印をつける作業はトレイダーにとっての日常作業です。
チャート上に簡単なメモを入れることもあるかもしれませんが、ほとんどの場合、目印を付けるだけで充分です。
「TEXT123」は、目印を付ける日常作業を出来る限り簡略化することを目的に開発しました。
あらかじめ定義できる文字の数は30個です。
→ 最新バージョンは60個
デフォルト設定のままでも使えると思いますが、自分流に自由にカスタマイズできます。
チャート上のTEXT123のボタンをクリックすると、チャートの直近安値付近に、あらかじめ設定した文字が表示されます。
表示された文字を直接使うのではなく、これをコピー(Ctrl+マウスドラッグ)して利用してください。
もう一度、ボタンをクリックすれば、元の文字は削除されます。
現バージョンでは、
表示するタイムフレームは、作成したタイムフレームとひとつ下のタイムフレームに設定しています。
→ 最新バージョンは全タイムフレームと選択可能
TEXT123表示サンプル
これは、ユーロドルのチャートです。
パレットTEXT123を使って、ウォルフパターンに目印を付けて実際にトレードしたものです。
操作がとても簡単なので、分析しながらのトレードが非常に楽ちんです。
→ 最新バージョンは縦方向 画像はもう少し下にあります
機能追加・変更
2019/5/9
- 表示文字行数の増加
従来のMAX50行からMAX60行表示できるように改良いたしました。
ただし、表示する文字の大きさやお使いのモニターの解像度により、60行表示できない場合がございます。
この場合は、TEXT123を複数起動することをご検討ください。
2019/5/4
- 不具合対応
「TEXT123」の誤起動の対策をしました。
ただし、MQL4のロジックに問題があると思われる為、根本対応できたかは不明なので様子見とします。
「TEXT123」実用上は軽微な問題です。 - オブジェクトロック状態の表示
オブジェクトプロテクトがFALSEの時は、キーイン操作はオン(テキストを表示する)とオフの2段階操作ですが、オブジェクトプロテクトをTRUEにすると3段階操作になります。
ボタンまたはショートカットキーを1回押すと、テキストが表示され、2回押すとテキストは消えますがオブジェクトロックはかかったままになり、3回目の打鍵でオブジェクトロックが外れて完全にオフになります。起動操作にボタンを使う場合、ボタンの色などでロック状態が確認できますが、ショートカットキーだけを使う場合、今ロック状態なのかオフ状態なのかが、視覚的に判断できません。
オブジェクトロック状態の表示機能によって、ロック状態かオフ状態なのか視覚的に判断可能になります。 - 時間軸固定機能の選択が可能
TRUEを選択すると、TEXTを表示する時間軸は現在の時間軸と一つ下の時間軸ですが、FALSEを選択すると、MT4デフォルト値と同じくすべての時間軸に表示されます。
2018/10/20
- ショートカットキー機能の追加
チャート画面のボタン + キーボードのキーからもTEXT123を呼び出すことが可能になりました。 - パレット表示機能の修正
MT4は過去のチャートをさかのぼってみることができますが、「TEXT123」は最新のチャート画面上にパレットが開く仕様でした。
今回の修正では、今、開いているチャート上にパレット表示するよう仕様変更しましたので、過去にさかのぼってもパレット表示が可能です。 - オブジェクトロック
パレット表示中は、他のオブジェクトにロックを掛けることにより、削除ミスを削減します。
パレットからコピーした文字にもロックが掛かるので、使用する文字をすべてコピーした後に、もう一度ボタンを押すか、ショートカットキーを入力してパレットを終了させてください。
2018/10/27
- オブジェクトロック機能の強化
「TEXT123」を起動中に作成したオブジェクトにはロックがかからないように修正しましたので、より使いやすくなりました。
「TEXT123」は、一つのボタン(ショートカットキー)で起動と終了の操作を行いますが、3段階の操作に変更しました。
1.「TEXT123」の起動(パレットの表示とオブジェクトロック)
2.パレットは閉じますが、オブジェクトロックはかかったまま。
3.オブジェクトロックを解除して終了。
操作方法は、ボタンかショートカットキーの打鍵回数により行います。
オブジェクトロック機能が単独で使えるので、これを使えば、新しくラインを引いたりする場合、現在引かれている水平線やトレンドラインを誤って移動させたりする事故防止に非常に効果的です。
2018/10/29
- オブジェクトロック機能の使用有無選択ができるように修正しました。
使用しない場合は、従来通りスイッチはON・OFFの2段階になります。
オブジェクトロック機能は、弊社の「BS_Object_Modifier」にも搭載されていますので、「BS_Object_Modifier」をお使いでしたら、「TEXT123」のオブジェクトロック機能はOFFでお使いください。 - チャートを縮小したとき、パレット文字が見ずらくなる部分を改善しました。
2018/10/30
- テキストパレット表示位置が指定できるように改善しました。
テキストパレットの表示方向が横表示から縦表示に変更になりました。
右側余白付近に表示可能なのでパレットが見やすくなります。
下の画像は、チャート余白部分に表示させたサンプルです
2018/11/6
- 複数起動と操作ボタンの使用有無機能を追加しました。
設定の識別IDを変えることにより、「TEXT123」の複数起動が可能になります。パレット数を増やしたい場合に利用できます。
操作ボタンの有無機能により、ショートカットキーだけのシンプル操作が可能になりました。
下の画像は、「TEXT123」を2つ起動させたサンプルです。
右のパレットは、実戦的な内容を設定し、左のパレットは、「TEXT123」の補足的な内容を設定してみました。
静止画なのでわかりませんが、操作ボタンを無効設定にし、同じショートカットキーを2つの「TEXT123」に割り当てることにより、2つのパレットが同時に開くようにしています。
既存の問題
まれに、チャート上をクリックすると「TEXT123」が起動されるという奇妙な現象が発生します。
通常のキー操作で元に戻りますが、現時点では原因不明です。
チャートのある点をクリックすると起動されるので、登録されたショートカットキーの内部コードと同一コードがMT4内部で誤って生成されているような感じです。
インジケータープログラム上の不具合ではなさそうです。
そもそも、ショートカットキーを使って操作するような事例は、海外でごくまれに見るくらいなので、ましてや、このような不具合の事例は見当たりません。
MT4自体のバグの可能性が大きいので解決策はないのですが、回避策を引き続き検討していきます。
もし、このような不具合が発生した場合は、通常のキー操作での対応をお願いいたします。
2019.5.4追記
MT4のロジック上、ショートカットキーとボタン操作時に不具合が発生することを仮定して、「TEXT123」内の関連するロジックを変更しました。
ただし、MT4の詳細なロジックは当然未公開であり、開発者しかわからないので、MT4のロジックをこちらで推測して判断したものです。
「TEXT123」内の関連するロジックを変更後は、今のところ不具合は発生していません。
トライアルについて
トライアルの制限は、ZARJPYペアだけに限定しています。
トライアル版のダウンロード
エリオット波動トレードには素晴らしいインジゲーターですね!
ありがとうございます。
おっしゃるように、エリオット波動の波動番号をシミュレーションするのに非常に効率的だと思います。
開発の趣旨も、エリオットの波動番号、ポイントとなるラインの注釈、エントリーポイントや決済ポイントなどよく使うワードをチャート上に即座にインプットできることです。